技術より人間を磨くステップ
5月1日 2019年
松井秀喜さん出身の高校野球で有名な星稜高校。
その中学校もまた、全国的に強豪校ですが、
その監督の話が、印象に残りました。
試合で勝つためには技術はもちろん、集中力が不可欠だと思っています。
その集中力を鍛えるには練習以外の時間が重要です。
生徒にはよく、『自然とゴミを拾う』、『ご先祖様の墓参りをする』、『道具や物を大切に扱う』。
このような日頃の人間性が、必ず野球に比例すると伝えています。
下手でも真面目にコツコツと努力し続ける者に、最後は運が巡ってくるのです。
そのような者に代打を送ると、ヒットを打つことが多くあるそうです。
僅差の勝負を決するのは、日常生活の中で、どれだけ徳を積み、目に見えない大自然の力を味方につけるか。
高校球児たちも、卒後ずっと野球にかかわるわけではありません。
大事なのは、野球を通じて人間性を磨くこと。
陰徳を積むことは容易ではありません。
ゴールがあるわけでもなく、
見返りがない善意を続ける。
GW後半は、妻の父方の先祖に挨拶をしに行くことにしました。
先祖なくして今はなし。
近隣にツツジの名勝があるので、花見も楽しみです。