鵞足炎
- 膝の内側が痛い
- 炎症による腫れや押さえると痛む
- 特に階段の上り下りが痛い
- 膝を曲げる動作で痛みが強くなる
- 長時間座った後に膝がこわばる
鵞足炎とは?|横須賀市の湘南いけがみ整骨院
鵞足炎(がそくえん)とは、膝の内側下部に位置する鵞足(がそく)と呼ばれる部分の腱やその周囲の滑液包(滑液が入った小さな袋)が炎症を起こす状態を指します。鵞足は、半腱様筋、縫工筋、薄筋という3つの筋肉の腱が膝の内側で一つに合流して脛骨に付着する部分であり、その形状がガチョウの足に似ていることから「鵞足」と呼ばれています。
鵞足炎の原因|横須賀市の湘南いけがみ整骨院
鵞足炎の主な原因には以下のようなものがあります。
1. 過度の使用:ランニングやジャンプなど、膝に負担がかかる動作を繰り返し行うことで、腱や滑液包が炎症を起こすことがあります。特にランナーやアスリートに多く見られます。
2. 急な運動の増加:運動習慣のない人が急に激しい運動を始めたり、運動量を急激に増やすと、膝の内側に過度のストレスがかかり炎症を引き起こすことがあります。
3. 不適切な靴や地面:サポートのない靴や硬い地面での運動は、膝に余計な負担をかけることがあります。
4. 筋力のバランス不良:太ももや股関節周囲の筋力が不均衡だと、膝に余分な負荷がかかることがあります。
5. 姿勢や歩行の問題:不正確な歩行パターンや姿勢の悪さが、膝に負担をかけることがあります。
鵞足炎を放っておくとどうなるのか|横須賀市の湘南いけがみ整骨院
鵞足炎を放置すると、いくつかの悪影響が生じる可能性があります。以下にその主な影響を挙げます。
1. 痛みの悪化
初期段階では軽い痛みや違和感から始まりますが、治療を行わずに放置すると痛みが徐々に悪化します。特に運動や歩行時、階段の上り下りなどで痛みが強くなります。
2. 炎症の進行
炎症が進行すると、膝の内側に腫れや熱感が増し、日常生活や運動がさらに困難になります。炎症が慢性化すると治療がより難しくなることがあります。
3. 関節の機能低下
痛みや炎症を避けるために膝の使用を控えると、膝関節の可動域が制限されることがあります。また、筋力低下や柔軟性の低下が生じ、関節の機能がさらに悪化する可能性があります。
4. 二次的な問題
鵞足炎を避けるために不自然な姿勢や歩行を続けると、他の部位に負担がかかり、腰痛や股関節痛、反対側の膝の痛みなどの二次的な問題が生じることがあります。
5. 生活の質の低下
慢性的な痛みや膝の機能低下により、日常生活や運動、仕事に支障をきたし、生活の質が低下する可能性があります。
6. 合併症のリスク
炎症が続くと、滑液包が慢性的に腫れて滑液包炎が悪化することがあります。また、腱の損傷や断裂などのリスクも増加します。
鵞足炎の施術|横須賀市の湘南いけがみ整骨院
湘南いけがみ整骨院が行っているのは市内でも有数の根本治療となっております。
多くの整骨院が行っている、一時的に鵞足炎がなくなればれば良い施術方針ではありません。
まず今ある痛みを改善するための施術を行いますが、どこに症状の根本原因があるのか特定することが最も重要です。
鵞足部に痛みがあっても原因が鵞足にあるとは限らないからです。
湘南いけがみ整骨院では長年の研究と実績による独自の技術により、鵞足炎に関連している関節を調整して深層筋を整えることにより、鵞足炎を根本的に改善することを目的としています。
執筆者:
柔道整復師 湘南いけがみ整骨院
院長 百々 正人
私は以前より趣味のマラソンに取り組んできましたが、練習中のケガにより、全く走ることができなくなった時期がありました。
このような辛い経験から、患者様への丁寧な問診や各種検査によって痛みの根本原因はどこにあるのかを特定することが最も重要だと考えます。
一見遠回りのように見えても、痛みの原因を特定してアプローチすることが、痛みを繰り返すことなく 根本的に治すことができることを改めて再認識しました。
自分自身がケガで苦しんだ経験を生かし、皆様にとって最も効果的でかつ根本的な治療を提案させていただきます。