日頃の生活の中ではこのような癖がついているかもしれません。

・足を組んで座る

・背もたれに寄りかかって座る

・パソコンやスマートフォンを長時間同じ姿勢で使う

・背中を丸めた姿勢で楽に感じる

・片足重心で立つ

このような歪んだ姿勢が習慣化すると、身体を支える筋肉が衰えて良い姿勢を維持できなくなる危険性があります。歪んだ姿勢が日常に身体に負担をかけ、さらに身体を支える筋肉が衰えていく悪循環が生まれてしまいます。

歪んだ姿勢は気づけば既に深刻化しているケースが多いので、早期のうちに姿勢を矯正することが大切です。

姿勢の悪さや猫背は見た目だけの問題ではありません。

肩や首周りの筋肉が不適切な位置で働いたり、過度に硬くなると様々な健康問題を引き起こすことがあります。

硬くなった筋肉は不快感や痛みを引き起こすほか、自律神経の乱れにもつながり、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気などの症状をもたらします。

肩が前に突き出した姿勢は呼吸を浅くして疲れやすくなり、それが集中力低下を招く場合もあります。

しかし、姿勢を矯正することで肩や首周りの筋肉を伸長し、硬さを和らげることができます。また、自然な姿勢を維持することで呼吸を深められ、身体の内部が活性化されるため集中力も続きやすくなります。

姿勢に気を使っている方で、背筋を伸ばしたり胸を張ったりして、良い姿勢を意識的に目指している方もいるかもしれません。

しかし、こうして作られた姿勢は一時的なものとなり、疲れたり集中したりするとまたすぐに悪い姿勢に戻ってしまい、「意識的に作った良い姿勢」は、身体を支えるための本来の筋肉を使っているわけではなく、仮に整えられてもしばらくすると元に戻ってしまうのです。

姿勢を根本的に改善するためには、歪んでしまった身体を整えることが重要です。

姿勢の改善には、硬化した筋肉を緩めることと歪んだ骨格を整えることが必要です。さらに、良い姿勢を維持するための筋肉を鍛えることも大切です。

硬い筋肉の場所や骨格の歪み方はそれぞれです。そこで、当院では患者様の状態に合わせてカウンセリングや調査を行います。

当院独自の筋骨格矯正法では、硬い筋肉を緩めて歪んだ骨格を整えていきます。また、良い姿勢を維持するための筋肉、「インナーマッスル」を強化するためのトレーニング法をご提供いたします。