頚肩腕症候群
- 頚椎から肩にかけての痛みがある。
- 肩甲骨周辺や肩関節に痛みが広がっている。
- 前腕や手にかけて痛みを感じる。
- 手や指先にしびれや感覚の鈍化を感じる。
- 特定の方向に首や肩を動かすと痛い。
頚肩腕症候群とは?|横須賀市の湘南いけがみ整骨院
頚肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)は、首(頚)、肩、腕に痛みやしびれ、筋力低下などの症状を引き起こす疾患の総称です。これは、首や肩の筋肉、靭帯、神経が過度の負担やストレスにより緊張し、炎症や神経圧迫を引き起こすことで発生します。
頚肩腕症候群の原因|横須賀市の湘南いけがみ整骨院
1. 姿勢の悪さ
● デスクワーク:長時間のパソコン作業や書類の読み書きなどで、前かがみの姿勢が続くことによって首や肩に負担がかかります。
● スマートフォンの使用:長時間のスマートフォン使用による「テクネック」が原因で首や肩に負担がかかります。
2. 過度の使用
● 重い物を持つ作業:繰り返し重い物を持ち上げたり、持ち運ぶ作業が続くことで、筋肉や靭帯が過度に使用され、炎症が起こります。
● 反復的な動作:同じ動作を繰り返すことで筋肉や関節に負担がかかり、痛みやしびれが生じることがあります。
3. ストレス
● 精神的なストレス:ストレスが筋肉の緊張を引き起こし、首や肩、腕の痛みやしびれを誘発することがあります。
4. 外傷
● 事故や怪我:交通事故やスポーツによる首や肩の外傷が原因で、筋肉や靭帯が損傷し、炎症や神経圧迫が生じることがあります。
5. 加齢
● 筋肉の劣化:加齢に伴い、筋肉や関節が劣化しやすくなり、頚肩腕症候群の症状が現れやすくなります。
6. 作業環境の問題
● 不適切な作業環境:作業台や椅子の高さが合っていない、照明が不適切などの環境要因が、首や肩に負担をかけることがあります。
頚肩腕症候群を放っておくとどうなるのか|横須賀市の湘南いけがみ整骨院
頚肩腕症候群を放置すると、症状が悪化し、日常生活や仕事に支障をきたす可能性があります。以下に、頚肩腕症候群を放置した場合に考えられる問題や合併症を説明します。
1. 痛みの増加
● 慢性的な痛み:初期の軽い痛みが慢性的な痛みに進行し、持続的な不快感を引き起こします。
● 痛みの強化:痛みが激しくなり、肩や腕に広がることがあります。
2. 神経症状の悪化
● しびれや感覚異常:手や指先のしびれや感覚の鈍化が進行し、触覚や温度感覚に異常が出ることがあります。
● 筋力低下:腕や手の筋力が低下し、握力が弱くなったり、物を持つのが困難になったりします。
● 麻痺:重度の場合、麻痺が進行し、日常生活の動作が困難になることがあります。
3. 可動域の制限
● 首や肩の可動域の低下:首や肩の動きがさらに制限され、左右や上下に動かすのが困難になります。
● 硬直感:筋肉が固まり、動きにくくなります。
4. 頭痛と関連症状の悪化
● 頻繁な頭痛:緊張型頭痛が増加し、頭痛が日常的になることがあります。
● 眼精疲労:目の疲れが増し、視力に影響が出ることがあります。
5. バランス障害
● めまい:頚肩腕症候群が原因でめまいやふらつきが増加し、転倒のリスクが高まります。
● バランスの問題:歩行や立ち上がりに不安定さを感じることがあります。
6. 睡眠障害
● 不眠:痛みやしびれが原因で眠りが浅くなり、質の良い睡眠が取れなくなります。
● 夜間の痛み:痛みが夜間に強くなり、頻繁に目が覚めることがあります。
7. 生活の質の低下
● 日常生活への影響:痛みや不快感が日常生活の質を低下させ、仕事や家庭での活動が制限されます。
● 精神的な影響:慢性的な痛みや不快感がストレスや不安、うつ症状を引き起こすことがあります。
8. 合併症のリスク
● 二次的な問題:肩や腕の動きを避けるために他の部位に負担がかかり、腰痛や背中の痛みなどの二次的な問題が発生することがあります。
● 筋肉の萎縮:長期間放置すると、筋肉が萎縮し、筋力が低下します。
頚肩腕症候群の施術|横須賀市の湘南いけがみ整骨院
湘南いけがみ整骨院が行っているのは市内でも有数の根本治療となっております。
多くの整骨院が行っている、一時的に痛みがなくなればれば良い施術方針ではありません。
まず今あるお辛い痛みを改善するための施術を行いますが、どこに症状の根本原因があるのか特定することが最も重要です。
首や肩に痛みがあっても原因が首や肩にあるとは限らないからです。
湘南いけがみ整骨院では長年の研究と実績による独自の技術により、頚肩腕症候群に関連している関節を調整して深層筋を整えることにより、頚肩腕症候群を根本的に改善することを目的としています。
執筆者:
柔道整復師 湘南いけがみ整骨院
院長 百々 正人
私は以前より趣味のマラソンに取り組んできましたが、練習中のケガにより、全く走ることができなくなった時期がありました。
このような辛い経験から、患者様への丁寧な問診や各種検査によって痛みの根本原因はどこにあるのかを特定することが最も重要だと考えます。
一見遠回りのように見えても、痛みの原因を特定してアプローチすることが、痛みを繰り返すことなく 根本的に治すことができることを改めて再認識しました。
自分自身がケガで苦しんだ経験を生かし、皆様にとって最も効果的でかつ根本的な治療を提案させていただきます。