頚椎ヘルニア
- 首の後ろや側面に鋭い痛みがある。
- 首の周囲に持続的な痛みや不快感を感じることがあります。
- 首から肩や背中、腕にかけて放散する痛みが広がる。
- 指先や手の一部にしびれや感覚の鈍化を感じる。
- 筋力低下により握力が弱くなった。
頚椎ヘルニアとは?|横須賀市の湘南いけがみ整骨院
頚椎ヘルニア(頚椎椎間板ヘルニア)は、首の骨である頚椎の間にある椎間板が変性し、内側のゼリー状の物質(髄核)が外側の繊維輪を突き破り、周囲の神経や脊髄を圧迫することで発生する疾患です。これにより、首、肩、腕、手に痛みやしびれ、筋力低下などの症状が現れます。
頚椎ヘルニアの原因|横須賀市の湘南いけがみ整骨院
頚椎ヘルニア(頚椎椎間板ヘルニア)の原因は多岐にわたり、日常生活や加齢、外傷などが関係しています。
1. 加齢
● 椎間板の変性:加齢に伴い、椎間板が水分を失い、弾力性を失うことで、椎間板が劣化しやすくなります。これにより、椎間板の外側の繊維輪が弱くなり、内側の髄核が突出しやすくなります。
2. 外傷
● 事故や怪我:交通事故やスポーツによる首の外傷が、椎間板を損傷させることがあります。強い衝撃や急な動きで椎間板が圧迫されると、ヘルニアが発生することがあります。
3. 過度の使用
● 反復的な動作:長時間のデスクワーク、重い物を持ち上げる作業、繰り返しの首の動きなどが、椎間板に負担をかけます。
● 不適切な運動:不適切な運動や過度のトレーニングも椎間板にストレスを与え、ヘルニアを引き起こすことがあります。
4. 姿勢の悪さ
● 悪い姿勢:長時間の不適切な姿勢(例:前かがみの姿勢、スマートフォンの使用など)が首に負担をかけ、椎間板が劣化しやすくなります。
5. 遺伝的要因
● 家族歴:頚椎ヘルニアの家族歴がある場合、遺伝的な要因で椎間板の変性が早期に進行することがあります。
6. その他の要因
● 肥満:体重が増加すると、首や背中にかかる負担が増え、椎間板が圧迫されるリスクが高まります。
● 喫煙:喫煙は血流を悪化させ、椎間板の健康を損なう要因となります。喫煙者は椎間板の劣化が早く進行することがあります。
頚椎ヘルニアを放っておくとどうなるのか|横須賀市の湘南いけがみ整骨院
頚椎ヘルニアを放っておくと、以下のようなさまざまな問題や合併症が発生する可能性があります。早期の診断と適切な治療が重要です。
1. 痛みと不快感の増加
● 持続的な痛み:初期の軽い痛みが慢性的な痛みに進行し、日常生活に影響を与えることがあります。
● 痛みの強化:痛みが激しくなり、肩や腕に広がることがあります。
2. 神経症状の進行
● しびれや感覚異常:手や腕のしびれや感覚の鈍化が進行し、触覚や温度感覚に異常が出ることがあります。
● 筋力低下:腕や手の筋力が低下し、握力が弱くなったり、物を持つのが困難になったりします。
● 麻痺:重度の場合、麻痺が進行し、日常生活の動作が困難になることがあります。
3. 可動域の制限
● 首の可動域低下:首の動きがさらに制限され、左右や上下に動かすのが困難になります。
● 硬直感:筋肉が固まり、動きにくくなります。
4. 頭痛と関連症状の悪化
● 頻繁な頭痛:緊張型頭痛が増加し、頭痛が日常的になることがあります。
● 眼精疲労:目の疲れが増し、視力に影響が出ることがあります。
5. バランス障害
● めまい:頚椎ヘルニアが原因でめまいやふらつきが増加し、転倒のリスクが高まります。
● バランスの問題:歩行や立ち上がりに不安定さを感じることがあります。
6. 睡眠障害
● 不眠:首や肩の痛みが原因で眠りが浅くなり、質の良い睡眠が取れなくなります。
● 夜間の痛み:痛みが夜間に強くなり、頻繁に目が覚めることがあります。
7. 生活の質の低下
● 日常生活への影響:痛みや不快感が日常生活の質を低下させ、仕事や家庭での活動が制限されます。
● 精神的な影響:慢性的な痛みや不快感がストレスや不安、うつ症状を引き起こすことがあります。
頚椎ヘルニアの施術|横須賀市の湘南いけがみ整骨院
湘南いけがみ整骨院が行っているのは市内でも有数の根本治療となっております。
多くの整骨院が行っている、一時的に症状がなくなればれば良い施術方針ではありません。
まず今あるお辛い症状を改善するための施術を行いますが、どこに症状の根本原因があるのか特定することが最も重要です。
湘南いけがみ整骨院では長年の研究と実績による独自の技術により、頚椎ヘルニアに関連している関節を調整して深層筋を整えることにより、頚椎ヘルニアを根本的に改善することを目的としています。
執筆者:
柔道整復師 湘南いけがみ整骨院
院長 百々 正人
私は以前より趣味のマラソンに取り組んできましたが、練習中のケガにより、全く走ることができなくなった時期がありました。
このような辛い経験から、患者様への丁寧な問診や各種検査によって痛みの根本原因はどこにあるのかを特定することが最も重要だと考えます。
一見遠回りのように見えても、痛みの原因を特定してアプローチすることが、痛みを繰り返すことなく 根本的に治すことができることを改めて再認識しました。
自分自身がケガで苦しんだ経験を生かし、皆様にとって最も効果的でかつ根本的な治療を提案させていただきます。