四十肩（しじゅうかた）、または五十肩（ごじゅうかた）は、肩関節の周囲に炎症が生じ、肩の動きが制限される状態を指します。医学的には「肩関節周囲炎」とも呼ばれ、40歳から50歳代の人に多く見られるため、このように呼ばれています。

四十肩（肩関節周囲炎）の原因は明確には解明されていないものの、いくつかの要因が関与していると考えられています。

1. 加齢

組織の変性：年齢を重ねることで肩の筋肉、腱、関節包などが劣化しやすくなります。これにより、炎症や硬直が起こりやすくなります。

2. 過度の使用

反復運動：肩を頻繁に使う仕事やスポーツ、家事などが原因で肩の関節や周囲の組織に過度なストレスがかかり、炎症を引き起こすことがあります。

3. 血行不良

血液循環の低下：肩周辺の血行が悪くなることで、肩の組織に十分な酸素や栄養が行き渡らず、炎症や痛みが発生しやすくなります。

4. 姿勢の悪さ

不良姿勢：長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、悪い姿勢が続くと肩の筋肉や関節に負担がかかり、四十肩のリスクが高まります。

5. 運動不足

筋力低下：運動不足により肩周りの筋肉が弱くなると、肩の関節が不安定になり、炎症や痛みが発生しやすくなります。

6. 急激な動きや外傷

外傷：急な動きや転倒、スポーツによる怪我などで肩関節周囲の組織が損傷することが原因となる場合があります。

7. ホルモンの変化

更年期：女性の場合、更年期におけるホルモンの変化が肩の組織に影響を及ぼし、四十肩のリスクを高めることがあります。

8. 糖尿病

代謝障害：糖尿病患者は肩関節周囲炎を発症しやすいことが知られています。これは血糖値のコントロールが難しいことで、関節や筋肉に炎症が起こりやすくなるためです。

9. ストレス

精神的ストレス：ストレスが肩や首の筋肉を緊張させることで、肩関節周囲炎を引き起こすことがあります。

四十肩（肩関節周囲炎）を放っておくと、さまざまな健康問題や日常生活への影響が生じる可能性があります。

1. 痛みの持続および悪化

慢性的な痛み：痛みが長期間続き、日常生活に大きな支障をきたします。
夜間痛：夜間の痛みが強くなり、睡眠障害を引き起こすことがあります。

2. 肩の可動域の制限

硬直の進行：肩の動きがますます制限され、腕を上げたり後ろに回すといった基本的な動作が困難になります。
日常生活への影響：着替えや髪を洗う、物を取るなどの日常的な動作が難しくなります。

3. 筋力低下

使用の減少：痛みや可動域の制限により肩を使わなくなることで、肩周りの筋肉が萎縮し、筋力が低下します。
動作の不安定：筋力低下により肩の安定性が失われ、さらなる痛みや障害の原因となります。

4. 二次的な問題

他の関節や筋肉への影響：肩を動かさないことで他の部分に負担がかかり、首や背中、反対側の肩などにも痛みや問題が生じることがあります。
姿勢の悪化：肩の動きが制限されることで姿勢が悪くなり、全身のバランスが崩れることがあります。

5. 精神的な影響

ストレスや不安：持続的な痛みや制限によるストレスが精神的な健康に影響を与えることがあります。
生活の質の低下：日常生活が困難になることで、全体的な生活の質が低下します。

6. 長期的な健康リスク

関節の変形：長期間にわたる炎症や硬直が関節の変形を引き起こし、恒常的な障害となることがあります。
慢性化：適切な治療を受けないことで症状が慢性化し、治療がさらに難しくなることがあります。

湘南いけがみ整骨院が行っているのは市内でも有数の根本治療となっております。多くの整骨院が行っている、一時的に痛みがなくなればれば良い施術方針ではありません。

まず今あるお辛い痛みを改善するための施術を行いますが、どこに症状の根本原因があるのか特定することが最も重要です。

肩に痛みがあっても原因が肩にあるとは限らないからです。

湘南いけがみ整骨院では長年の研究と実績による独自の技術により、四十肩に関連している関節を調整して深層筋を整えることにより、四十肩を根本的に改善することを目的としています。